東池坊は品位と格調を重んじ明治40年に創流され、宗徧流正伝庵は千利休の孫宗旦を師匠とする山田宗徧を流祖とし、単に技術・作法だけではなく、もてなしの心を伝えることが大切だと思っております。特に社会生活をこれから学ぶ青少年に対する教室が必要であると考え、平成15年より小中学生を対象にした華道・茶道における「青少年マナー教室」を開設しました。複数学年合同教室で礼儀作法はもちろん、点前やいけ花をし道具の扱いや点前の機会に年齢の違う相手との接し方を体験し、四季の行事や花に触れることで季節の移り変わりや「和の心」の大切さを学ぶという内容です。多くの小中学生を指導した実績が認められ、目黒区委託事業として教室を開設、近年では更に充実した内容で親子教室に発展し現在に至っております。

いけばなと茶の湯を中心とした礼儀作法を勉強します。